GALLERY CAPTIONによるプロジェクト「 envelope as a door 」に参加しております。
「envelope as a door」は、ギャラリーと作家、そして皆さんとの、メール・アートです。
とは言え、その仕組みはオンライン・ショッピングと、なんら変わりはありません。
封筒は、なにかしらのメッセージとともに、どこかの空気と、少し前の時間とを運んできます。開封され、読まれることであらわれる、さまざまな世界は、ひとりひとりの手元から広がり、時空を移行しはじめます。遠くの誰かの存在を身近に感じることもあれば、ひとときの旅に出ることもできる。封筒が、ここではないどこかへの入口になりうるのであれば、それがギャラリーへのドアとなることも、出来るかもしれません。
開かれ、読まれるために、それは閉じられる。
もし、お気に召した作品があれば、ご購入ください。封筒に入れ、ギャラリーから郵送にて、お届けします。
ドアとしての封筒は、開かれることから、はじまります。
GALLERY CAPTION
「景色を掬う」
遠くの誰かへ向けて、自分が居た場所の景色を届けたいと思う。
それぞれの場所を眺めていると、記憶や気配を探っているような心地になる。
秘められたものごとの距離や、積み重なった時間を目に前に浮かべ、
あちらこちらへと思いがめぐる。
足元の欠片を拾いあげ、経験を形に変えていく。
見えない姿を写しとるような、景色を掬う行為として。
このプロジェクトはGALLERY CAPTIONのHPにてご覧いただけます。